ライフ・スタイル・ガイド「竹林」

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今日の一日一話「進化と向上」中村天風 &今日の一句「たそがれてあふれてしだれざくらかな」黒田杏子

☆彡今日の一日一話

進化と向上

 

人生というものは、健康難や運命難と闘う世界ではない。

 

健康難や運命難を超越せる進化と向上という宇宙本来の目的に順応することを、

 

その全生命の使命とすべき貴重な世界なのである。

 

中村天風 

 

 

以上は 中村天風著 一日一話より一部抜粋

 

 

 

☆彡3月19日の誕生花しだれざくら 花言葉は優美

 

☆彡今日の一句

 

たそがれてあふれてしだれざくらかな」黒田杏子

 

夕暮れ時、咲き満ちたシダレザクラから、花の命があふれ出すようだ。

 

ひらがな表記の視覚効果が味わいを添える。

枝垂桜(仲春)

 

 

★黒田杏子

黒田 杏子(くろだ ももこ、1938年(昭和13年)8月10日 - )は、俳人東京市本郷生まれ。父は開業医。1944年栃木県に疎開、高校卒業まで栃木県内で過ごす。東京女子大学入学と同時に俳句研究会「白塔会」に入り、山口青邨の指導を受け、青邨主宰の「夏草」に入会。

同大学文理学部心理学科卒業後、博報堂に入社。テレビ、ラジオ局プランナー、雑誌『広告』編集長などを務め、瀬戸内寂聴梅原猛山口昌男など多数の著名文化人と親交を持つ。この間、10年ほど作句を中断。1970年、青邨に再入門。青邨没後、1990年俳誌「藍生」(あおい)を創刊、主宰。

代表句に「白葱のひかりの棒をいま刻む」「一の橋二の橋ほたるふぶきけり」など。「季語の現場人」と自ら名付けた姿勢を作句の基本とし、平明な表現で季語を生かす句風を特徴とする。結社活動も含め俳人として精力的な活動を行っており、おかっぱ頭、モンペ姿のトレードマークで親しまれている。

女流では宇多喜代子らと並び称される存在である。また句作を再開した1970年から同時に「日本列島桜花巡礼」を発心、30年かけて全国の桜を巡り「桜」の俳人としても知られる。日本経済新聞俳壇選者。

受賞歴
1975年:夏草新人賞
1986年:夏草賞
1982年:句集『木の椅子』により現代俳句女流賞および第5回俳人協会新人賞
1995年:句集『一木一草』により俳人協会
2008年:第1回桂信子賞
2011年:句集『日光月光』により第45回蛇笏賞

 

句集
第一句集『木の椅子』 牧羊社、1981年
第二句集『水の扉』 牧羊社、1983年 のち邑書林句集文庫、1997年
第三句集『一木一草』花神社、1995年
第四句集『花下草上』角川書店、2005年
『黒田杏子句集成』角川書店 2007
第五句集『日光月光』角川学芸出版、2010年
第六句集『銀河山河』角川学芸出版、2013年

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